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zoom RSS 日本の青空

<<   作成日時 : 2007/04/25 12:31   >>

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日本国憲法を作ったのは、GHQではなく日本人だった改憲への動きが進む今、是非観ておきたい作品です。

「日本の青空
監督:大澤豊。出演:高橋和也、藤谷美紀、田丸麻紀、加藤剛、宍戸開ほか

物語:月刊誌編集部の派遣社員である沙也可(田丸麻紀)は、憲法特集号で憲法学者・鈴木安蔵を取材することになる。――1904年生まれの鈴木安蔵(高橋和也)は京都帝国大学に入学するも、治安維持法第1号として逮捕・拘留される。獄中で、憲法学に目覚め在野で研究を続ける。国内では非国民として職にすら就けなかったが、アメリカの日本研究では鈴木安蔵の著作はすでに有名であった。戦後、民主主義を志向する知識人の間で安蔵を中心に新憲法案を作ろうという機運が生まれ、民間の「憲法研究会」が結成される。日本政府が作成した憲法草案がGHQにつき返される中、「憲法研究会」は民主的な憲法草案要綱を完成させ、官邸とGHQに提出した。

感想:冒頭、行政が作った啓発映画のような始まり方をしたので「質は大丈夫かな…」なんて、失礼な思いがよぎってしまいましたが、杞憂に終わりました
鈴木安蔵を演じるのは演技力に定評がある高橋和也だし、安心して観てられましたよ。
写真の鈴木安蔵と比べても雰囲気出てるし。
そして久々に見た加藤剛が、素敵なおじさまになってました〜!
恐いもの知らずでひょうひょうとした白須次郎を演じた宍戸開もハマってましたねぇ。
安蔵の妻の俊子(藤谷美紀)といい、男女平等条項を作ったベアテ・シロタ・ゴードンといい、憲法作成に果たした女性の役割も大きかったことも出てました。
田丸麻紀は台詞が聞き取りにくい時もあり、今後で頑張ってねって感じもありましたが。

安蔵たち学習が集まった憲法研究会での新憲法の条文をめぐるやりとりなんて、面白かった
無味乾燥に見える憲法の条文に、そんな意味があったんだなあって。

憲法研究会の案ももちろんですが、戦争放棄を定めた画期的な9条は当時の幣原喜重郎首相の言葉から生まれたなんて、結構ショッキングな事実でした

改憲推進の人々がよく「押し付け憲法」なんて言いますね。
「押し付け」という響きからは、GHQが自分たちだけで草案を作って日本政府に投げたような印象がありました。でも、実際は政府の代表や役人と徹夜会議を通して、交渉しながら条文化していったんですね。
なんだ〜、ちっとも「押し付け」じゃないじゃん
制定時の会議風景とかを通して、初めて「憲法を作る」という作業がリアルに感じられました。
ラストには、7月の参院選挙を意識したような一言も…?

この映画をプロパガンダ映画と切り捨てるのは簡単です。
でもそう言う人自身は憲法についてここまでの知識を持っているのかな?
この映画を見た上で「でも改憲賛成」とか「やっぱり反対」とか話せばいいと思います。
何にせよ、二時間でこれだけまとまった知識を得るなんて、なかなかできませんて(^_^;)

ただ、劇場公開は望めそうにない内容ですし、自主上映でしか観ることができません。
しかも制作費自体が、カンパに支えられて出来たこの映画ですが、
まだ借金は残っているらしいです。
こういう映画を、普通は作れないand劇場公開できない、っていう今の状況の方がよっぽど偏っていると思うけど

ちなみに私はこの映画を浅草で見ました。
地元の方々から東京大空襲の被災地の一つである浅草でこの映画を上映したいという要望があり、上映会が実現したそうです。

自主上映は全国でやってますから、ぜひ映画のホームページからお近くの自主上映をチェック
当日券でも1500円でした

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