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<<   作成日時 : 2006/11/14 23:22   >>

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画像メインテーマである、犯罪を犯した兄との関係や、犯罪加害者の家族として生きていくことについては、伝わってきました。見過ごされがちな、犯罪加害者の家族について丁寧に描いた貴重な映画です。だからこそ、女性との関わり方も同じくらい大事に描いてほしかったなあ、って不満も。。

手紙
原作:東野圭吾。監督:生野慈朗。出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之ほかが出演

物語:直貴(山田孝之)の兄・剛志(玉山鉄二)は、弟の学費欲しさに盗みに入った屋敷で誤って人を殺し、無期懲役に。大学進学もあきらめ、工場で働く直貴の夢は幼なじみの祐輔(尾上寛之)とお笑いでプロになることだったが、毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を現実に引き戻す。お金持ちの令嬢・朝美(吹石一恵)と両想いになるも、結婚を前にして兄の存在が立ちはだかる。そんな直貴を見守りつづけたは野由美子(沢尻エリカ)だった……。


感想なんといっても玉山君が素晴らしい!!
二枚目俳優かと思いきや、彼はこんな演技もできるんですね〜。
言葉を羅列しなくても、剛志が一人、塀の中で過してきた時間の長さや考えてきたことを十分に表現してました。
ラストで玉山君が合掌して号泣してるところなんて「ああ、こういう気持になるもんなんだ」って、伝わってきましたよ。

山田孝之はお得意分野ですし、危なげなく見れます。

二人とも濃い顔立ちなので、兄弟という設定には違和感がなかったですね。
(それにしても山田君の胸毛はすごいですね(^-^;)
私と同じ九州人かな? と思ったら案の定、鹿児島出身なんですね〜。)

ただ沢尻エリカは、この役には洗練されすぎてた気がします。
食堂のお姉ちゃんスタイル、主婦スタイルが、まるでコスプレのように見えてしまう(^^;)
監督が「徐々に洗練されていく役なのに沢尻さんは何をやってもきれい。大失敗です。」と
語ったとか記事になっていましたが、それも、十分分かる。
マネキンっぽくて、リアリティのない美人・・・そんな風に思えちゃいました。
どことなくドン臭さが残る(失礼!)吹石一恵の方が、この映画にはマッチしていたと思います。

あと、どーしても気になったのはモテ男・ナオの女性との関係。
ナオは逃げることがクセになっているのか、特に女性に関してはヘタレそのものです。
朝美の哀れなこと!
大好きな人に、あんな形で大事なことを告白されたショック!
さらに知った上で、「これからどうしていこうか」って、ある意味やっとスタートラインに立った時に、今度は不慮の事故。
自分が知らないうちに、ナオ始め父親や婚約者など周りの男性たちは、彼女の意思を無視して二人の離別を勝手に決めてしまうのです。
一番嫌だわ(-_-#)
…逃げたな、ナオ…

ナオの由美子への気持の変化も唐突で違和感がありまくり。
「由美子となら差別意識を味あわずにすむ」というナオの打算というか、
甘えが感じられて仕方がなかったです。
事実、「俺が君を守る」と言いつつ、ずっと由美子に守られてるし。
兄のことは由美子に任せっぱなしで、娘が差別された時には「引っ越そう」と、
またもや逃げの発想。由美子の方がよほど腹が座ってます。

本気で自分に惚れてる女を「癒し」に使うなよ、ナオ… (-_-#)

まあナオの成長も物語の重要な要素だから、主役は頼りない方が感情移入できるのかなあ。しかし、娘がのけ者にされていることをナオに話さない由美子にも違和感がありました。

一方、理不尽な差別を受けていると感じているナオに「差別されるのは当たりまえだ」と、現実を直視させる、会長の度量の大きいこと!
差別のない国に行くんじゃない。君はここで生きていくんだというセリフには、この人もたくさんのものを乗り越えてきたんだろうなと思わされました。
去っていく会長が足を引きずっていたように見えたのは役作りかな?

差別されてると言いつつも、身の回りの人には本当に恵まれているナオなのですが・・・。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
『手紙』
差別のない国を探すんじゃない。君はこの国で生きてくんだ。 &nbsp; &nbsp; ■監督 生野滋朗■脚本 安倍照雄、清水友佳子■原作 東野圭吾(「手紙」毎日新聞社、文春文庫刊)■キャスト 山田孝之、玉山鉄ニ、沢尻エリカ、尾上寛之、吹越満、田中要次、杉浦直樹、吹石一恵、風間杜夫□オフィシャルサイト  『手紙』&nbsp;  川崎のリサイクル工場への送迎バス。 最後部座席に野球帽を目深に被った青年の姿がある。 プロのお笑い芸人になる夢を持つ青年、武島直貴(山田孝之)、20歳。 暗い目をし... ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
玉鉄さん、素晴らしかったですね。
会長が足をひきずっていた件ですが
私は役作りと捉えました。
会長自身も差別に合い、乗り越えた過去があるのでは
と想像しました。
咲太郎
URL
2006/11/16 19:41
咲太郎さん コメントありがとうございます! 
おお〜!!やっぱり同じトコロに注目している方がいらしゃったのですね!
会長のあの言葉、差別を受けている側の視点に立ったときに初めて出てくる
ものですよね。私は言えません・・・。
なぜ、あんなことが言えるんだろう?と素朴な疑問が湧いたのですが、
足を引きずるしぐさを入れてくれたおかげで、すんなり納得できました。
aiai
2006/11/16 23:51

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