崖の上のポニョ

画像小さな王子様とやんちゃな人魚姫。

崖の上のポニョ
原作・脚本・監督:宮崎駿

パパの後押しもあって、珍しく初日初回上映を鑑賞!
劇場でポニョのポスターを見た時、「うちのチビみたい~」と心を奪われてしまいまして。
なんとしても見たかったのです
まあ、たぶん赤ちゃんをもつ親御さんのほとんどが、ポニョには親近感を持ってると思うけど。

物語魚の子“ポニョ”はある日、父・フジモトの目を盗んで海面へ出て行ってしまう。ところがジャムの瓶に頭を詰まらせ気絶。偶然、ポニョを発見した人間の子宗介に助けられる。「僕が守ってあげる」という宗介。ポニョも宗介を好きになるが、フジモトによって海へと連れ戻されてしまう。しかしポニョは「人間になりたい!宗介に会いたい!」と主張。フジモトから魔法の力を盗み出し、宗介のもとへ…そのため、世界はほろこびかけてしまう。

感想
結論から言うと、や~、ポニョ良かったです
子をもつ親としては、涙腺ゆるみっぱなし。
赤ちゃんのような見た目のポニョですが、ストレートな欲望や感情表現、
周囲を気にしない自己主張もまさに赤ちゃんのよう。
でも、「母」はそれを優しく包み込み、愛するもの。
それが、愛することの責任。

家の中で、散々イタズラしてまわったあげく、いつの間にかコテンと寝ているチビ。
その寝顔の愛らしさったら、ありません。


5才の宗介やリサをはじめ、ポニョの周りの人たちはみんながそれを実行します。
子どもを育てる親なら当たり前のこと。
だけど「社会」という範囲まで枠を広げてみると、その感覚は共有されていないのかもしれません。


観るもののイメージをかきたててくれる宮崎駿ワールドも全開です
波が意思を持っていること、海には母がいること、
誰しも感じたことがあると思います。
波を書くにあたって宮崎監督は、広島県福山市の“鞆の浦”を参考にしたらしいですよ
海の中には復活したデボン期の古代魚がウヨウヨ。
せっかくアニメでやるなら、これくらい夢のあることを描いていいと思う。

そして愛すべきキャラクターたち。
どのキャラにも血が通っていて、話しかけたくなるような温かさと優しさがあります。
宮崎作品には欠かせない、強く美しく優しい女性キャラも、もちろんしっかり描かれてます。
うちのパパは宮崎監督を「日本一のマザコン」と呼びますが(笑)、確かにポニョのママなんて、その中でも象徴的な存在です。
なんせ「海なる母」なんですから。全ての生命の母と言えるくらいかも。


画風は、「素朴さへの回帰」ってことでCGを一切使っていないそうなので、
昔のアニメを観てる感じ。
温かみのあるタッチではあるけれども…
オープニングに描かれるクラゲの大群などは、これまで培った表現技法でやってもらえたら
さぞ見応えあっただろうと、これはちょっと残念に思いました


ラストも可愛らしいハッピーエンドでいいですよ。
あ、子どもが突然増えることは、私も大歓迎
お金 何とかなるって(笑)


7月25日追記
ポニョと宗介が出会う、赤ちゃん連れの女性の声は、
『千と千尋の神隠し』で千尋の声を演じた柊瑠美さん
あの千尋が大きくなって…なんて感慨も(笑)

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