スラムドッグ$ミリオネア

西洋人の作った筋書きをインドでやった、映画。

『スラムドッグ$ミリオネア』

物語:テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、
インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。
ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。
警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。(シネマトゥデイ)


感想:
二週間前くらいにやっと、近所のシネコンで鑑賞。
初週でも1日2回上映、翌週には1日1回と、アカデミー作品賞受賞なのに小さな扱い。

さすがに、座席は8割型埋まってたけど。

でも楽しみにしすぎたせいか、観終わった感想は

「イマイチ中途半端」(-.-;)

ミリオネアというクイズショーを盛り込んではいるけれど、基本となるストーリーはオーソドックス。

兄弟の葛藤、運命の女性、ギャングとの絡みなど、
舞台を南米とか、移民の街に移してもそのまま通用しそう。
分かりやすいけど、インドでやる必然性はあったのかなあ。
暑苦しいインド映画のテイストは嫌いじゃないだけに、
いかにも西洋人が観やすいように作ってるような気がして、仕方ない。


違和感の大きな原因は、ヒロインの描き方にあったと思う。
インドで、しかもムスリムの女性が13か15くらいで、ギャングの女にされたら…
精神的なダメージもそうとう大きいはず。
お金さえあれば、初恋の男の子とハッピーになれる♪
なんて簡単に思うだろうか…。
自尊感情を取り戻すに、かなり大変なプロセスが必要なんじゃない?

その部分がなかったことが、この映画をますますおとぎ話っぽくしてると思う。
「キスして」、で終わるラストもなんかコテコテだし~(^_^;)


選考者は感動に打ちふるえたというより、自戒の念を込めてこの作品を選んだんじゃないかな。
観光客として出てくる西洋人の姿は、苦笑を誘う。

外国映画賞を受賞した『おくりびと』の方が土地の雰囲気や、テーマ性をよおく伝えてた気がすると思うなあ。


あと、主人公の青年の顔が苦手。
映画が終わる頃には格好よく見えるのかと期待したけど…最後までイマイチだった(^_^;)


子ども達は可愛かったけど。
特に、ウンチに飛び込んだ彼には、座布団一枚!

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