誰も守ってくれない

画像犯罪に“巻き込まれた”少女と、心に傷をもつ男の逃避行。なんだか『ユリイカ』を思い出しますが…

誰も守ってくれない
監督 : 君塚良一
出演 : 佐藤浩市 、 志田未来 、 柳葉敏郎 、 石田ゆり子 、 佐々木蔵之助 、 佐野史郎 、 木村佳乃


物語
平凡な4人家族の船村家で、ある日、一家の未成年の長男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。東豊島署の刑事・勝浦(佐藤浩市)は容疑者家族の保護を命じられ、保護マニュアルに従って15歳の沙織(志田未来)をマスコミの目、そして世間の目から守るため、ホテル、アパート、マンションと逃避行を始める。(シネマトゥデイ)


感想
踊る大捜査線の君塚良一監督作品。
シリアスな場面で、相反するような優しい曲をかける冒頭で、
映画『踊る~』の青島君が刺された場面を思いだしました。

頭から、演技派の役者さん達が物語をグングン締めていきます。
中でも、キレる主婦と言ったらこの人。
長野里美さん(今回、初めてお名前をチェックしました。素顔はとってもきれいな人なんだなぁ!)。
フジテレビ『離婚弁護士』で観た時の印象が強烈で、覚えていたのでした。


『ユリイカ』ほどアーティティックではなく、堅めのエンターテイメントといった感じです。
だからところどころで、「?」と思うことも…

あんな刑事いるのか? 松田龍平

あんな露骨な記者はいるのか?  佐々木蔵之介

津田寛治だって、あんなにギリギリ取り調べをしながら、
沙織の彼氏がきたらあっさり中断。
2人だけで過ごさせることも不自然。

ギバちゃんと石田ゆり子夫婦は『北の零年』から輪廻転生してきたのかと思ってしまった。
だって子どもを失う設定まで一緒なもんで…
しかもギバちゃんばっかり話してるのが、不思議。
男 対 男 の話にしたかったんだろうけど、その場にいた母親・石田ゆり子の方が辛かったと思うけどな~。

そしてネットオタクのみなさん…
現実の世界に出てきてまで、暴力をふるうだろうか?
この映画はモントリオール国際映画祭で脚本賞を取ったそうだけれど、
海外の人もこの展開に納得?
…日本が「怖い国」と思われたか、外国のネットオタクがもっと強烈かのどっちかですかね。


何のかんのと書きましたが、最近観た映画の中では一番面白かった作品でした

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2009年02月09日 08:05
aiaiさん、こんにちは^^
ご無沙汰でした(汗)
個人情報なんて簡単に手に入る時代で、被害者と加害者のその両方を
守るというのは何とも納得のいくところではないですが、家族と言えども
身内の犯罪の責任を負って生きるのは納得のいかないところだと感じる
ところもありました。 ただ2チャンネルの書き込みの様に、実は事件の
加害者被害者を良く知るものの書き込みや情報が一番多く影響力のあることも
この映画で知ったところです。
TB、やはり反映しづらいようですm(__)m
2009年02月10日 21:37
こんにちは♪
私も面白く見ました。
部外者の視点からしか見れませんが、どの立場であれあの渦中にあったならと考えるとゾッとします。
マスコミにもムカつきますが顔の見えない無責任発言のネット世界には吐気を覚えました。
現実問題として沙織の今後は厳しいものになりそうですね。
母親が亡くなったのが一番かわいそうだったなぁ。
2009年02月10日 22:59
cyazさん
こちらこそ、ご無沙汰してすみません
TB、反映しておきました
TBのアドレスのところに、「管理者が承認するまで反映されません」て、
一言入るといいのですが

ネットは匿名だから、本人やその知り合いが書いていても分かりませんよね。
でも、本人に恨みか何かない限り、悪質な書き込みはしないんじゃないでしょうか…
ネット上であがめられる?ことって、そんなに気持ちいいんですかね。
仮に気持ちがいいとしても、それはネットという世界でのみのことだと、書きこむ人たちは知っていると思うんですよね。
だから現実の世界で悪さしてまで、ネットで盛り上がりたいとは思わないんじゃないかな。
たぶん、そこまでやったら白けると思うんです。

せいぜい“現場”の周りで写メを撮る、くらいまでじゃないかなぁ。
それだって十分、気持ち悪いですね。
2009年02月10日 23:02
ミチさん
コメントとTBありがとうございます。

ネットでの誹謗中嘲って、ちょうど韓国でも問題になっていますね。
野放しはどうかと思いますが、権力者に都合が悪い書き込みが優先的に排除される可能性も確かにあるわけで…
難しいですね。
一般ユーザーが普通に、ネットモラルをもてないものでしょうか??
2009年02月12日 17:40
aiaiさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
正直なところ、映画より上映開始日の夜に放映された
TVの方が面白かったです。 映画は映画のいいところが
出し切れてなかったようです。
事件を起こしても、それが家族にまで責任が及ぶのは
今時小学生を子供に持つ親程度だと思いますが・・・。
むしろ無責任な野次馬がネットで誹謗中傷することの
方が十分犯罪だと思うのですが。
2009年02月13日 12:48
cyazさま

またまたコメントありがとうございます!
そうか~、テレビ録画しておけばよかったです

>事件を起こしても、それが家族にまで責任が及ぶのは
今時小学生を子供に持つ親程度だと思いますが・・・。

沙織に事件の責任はないけれど、映画『手紙』を思い出すと、
今後の人生は厳しいだろうなと思ってしまいます。
兄は、そこまでのことは考えられなかったんでしょうね。

ネットでの誹謗中傷はどうにかしたいものです(><)。

この記事へのトラックバック

  • 『誰も守ってくれない』

    Excerpt: □作品オフィシャルサイト 「誰も守ってくれない」□監督・脚本 君塚良一    □脚本  鈴木智   □キャスト 佐藤浩市、志田未来、松田龍平、木村佳乃、佐野史郎、佐々木蔵.. Weblog: 京の昼寝~♪ racked: 2009-02-08 21:46
  • 誰も守ってくれない

    Excerpt: 映画「誰も守ってくれない」を観てきました!! 映画館で予告編を観てから、なかなか興味深い題材だなあと思って、公開されたら絶対に観に行こうと心に決めてたんですよ。 第32回モントリオール映画.. Weblog: Thanksgiving Day racked: 2009-02-09 00:47
  • 誰も守ってくれない

    Excerpt: 「お茶漬けにしてやってください」「筋子が凍ってるな」 Weblog: ネタバレ映画館 racked: 2009-02-09 02:37
  • 映画 【誰も守ってくれない】

    Excerpt: 映画館にて「誰も守ってくれない」 『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一が脚本と監督を兼ねる問題作。 おはなし:船村家は平凡な4人家族。ある日、18歳の長男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されて.. Weblog: ミチの雑記帳 racked: 2009-02-10 21:33
  • 誰も守ってくれない

    Excerpt: 観てきました。 <有楽座> 監督:君塚良一 脚本:君塚良一 鈴木智 小学生姉妹殺人事件の容疑者が逮捕された。刑事の勝浦は、同僚の三島と共に、容疑者家族の保護という任務を命じられる。未成年の長男が.. Weblog: お萌えば遠くに来たもんだ! racked: 2009-02-11 12:16
  • 映画:誰も守ってくれない

    Excerpt:  う~、記事にしていないタイトルが溜まってきてしまった。例によって、観てから記事にするまで1週間近くたってしまいましたが、今回は誰も守ってくれないです。  観ようか迷っていたのですが、製.. Weblog: よしなしごと racked: 2009-02-14 23:43
  • 『誰も守ってくれない』完成披露試写会@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

    Excerpt: キャストが来なきゃ映画を見る気がしない(爆)「レッツハンサム!」からあまりインターバルを空けず、またまた舞台挨拶へ行ったのだが、忙しくてUP出来ず2週間が経過・・・ドラマ化まで決まってた(爆)今回の舞.. Weblog: |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο racked: 2009-02-22 22:56